RHEL/CentOS 6.7 の Bazaar が http/https 接続でクラッシュする問題の対策

CentOS 6.6の環境で日本語対応mailmanの保守を行っていて変更管理にはBazaarを使用しているのですが、先日OS環境をCentOS 6.7にアップデートしたところbzrコマンドがコケるようになっているのに気づきました。

調べてみたところ、アップデートにより pythonおよびpython-libが2.6.6-52から2.6.6-64へと更新された際にhttp関連のclassのインターフェースに変更が加わっており、整合性が取れずに例外が発生することがわかりました。また、このclassの変更によるbzrのクラッシュはbzrの開発元でbzr 2.2と2.3の間で修正されていることもわかりました。(https://bugs.launchpad.net/bzr/+bug/693880)

この問題をRedHatにbugzillaを通じて報告はしましたが、パッケージが修正されてCentOSにもそれが反映されるまでは少々時間がかかると思われます。
それまでは、https://code.launchpad.net/~jelmer/bzr/readline-size/+merge/44612/+preview-diff/78466/+files/preview.diffのdiffを直接/usr/lib64/python2.6/site-packages/のbzrlibに対応させることで対応が可能です。